今まで福岡、熊本と行く機会を逃したので、東京出張の際、横浜のマークイズみなとみらいまで足を延ばして待望の「におい展」に行ってきました。
体臭測定器(駅トイレは数値290、悪臭発生源は1300)、くさや(開いた魚を茶褐色で粘り気のあるくさや液に浸したもので酪酸、プロピオン酸、トリメチルアミンなどが匂い成分)、臭豆腐(豆腐に植物性の発酵液を漬けることでアミノ酸が発生して臭気が漂う。匂い成分はインドール)、ドリアン(フルーツの王様)、悪臭の糞と呼ばれる香辛料(アサフェティダ:北アフリカ原産のセリ科で硫黄化合物の匂い)、シュールストレミング(アラバスター単位8070。これはにおい成分の単位量で、各々ヒトの感覚閾値との相乗値で評価される)、昆虫が敵を感じると身を守るために出すにおい、ストレス臭(dimethyl trisulfide, DMTSとallyl mercaptan, AM、両者合わせてSTチオジメタン)、カメムシ(trans-2-Hexanalで外部から攻撃を受けると分泌する)、最“臭”兵器(何か判らず)、などがありました。
しかしながら、正直言うと少し期待外れでした。
その一つ目の理由としてにおいが弱く物足りないことです。おそらくフロアをパーテンションで仕切ってある会場なので他のお店などから悪臭のクレームがくるのを恐れて、においを弱めにしているのではないかと、加えて数年間イベントとして全国行脚しているのでにおいが自然に劣化してきているのではと思いました。実際入れ物のガラスの器やにおいを染み込ませている綿も汚らしくて不潔感がありました。
二つ目の理由は話題性狙いなのか臭いにおいが多すぎることです。どうせなら納豆、鮒ずし、青カビ系チーズなどの試食とか、〇〇と××から融合してできた新しいにおい展示とか、それを自分で作成させる実演コーナーとかあればと思いました。
今回は校医である名山小学校が学校保健研究協議会の主管校にあたり、6年ぶりに(前回は松原小)参加してきました。学校医の指導助言として今回も参加者200人に対してスティック型嗅覚検査(においスティック)を3問施行してきました。
スライドは「嗅覚検査(タイトル)」「日常においがわからないと困ること」「においスティックの嗅ぎ方」「1問目の四択提示(正解カレー)」「1問めの四択提示(正解メンソール)」「上町地区嗅力No.1決定戦」「官能表現の説明」「3問め正解はバラ」「嗅覚障害の治療」このスライド9枚提示とにおいスティック3問をわずか5分の持ち時間で行いました。
前回は各校区ごとに父兄が着席していて、“学校別団体戦”をしたのですが、今年は椅子席に学校名記載が無かったので、全て個人戦に終始しました。
ドラマ「ドクターX 」でお馴染みの銀座うかい亭に行ってきました。一人で行ったのでさすがに鉄板カウンターの真ん中でなく端っこでしたが・・。 内装と前菜そしてシェフやスタッフの気配りは最高でしたが、お肉が60gというのは少なすぎではないでしょうか。
最近はラーメンなら具沢山、フレンチでもワンプレートに多数の食材など見栄えにこだわる流行には辟易しています。なので私はシンプルな「いきなりステ〇〇」も好きです。