これはフレグランスジャーナル社が主催するフォーラムで、以前より毎年行きたい思いがあったのですが、平日で困難でした。
今回はアロマセラピー学会の谷川先生、神保先生が発表されること、また同学会熊本総会の打ち合わせもこの場所で開かれたことより、行く機会に恵まれました。
さすがに嗅覚や香りに造詣の深い方々が集まり、熱い討論を交わしていました(以下敬称略)。
上記6つの演題に代表されるように、現在空前の"香り(アロマ)商品ブーム"です。
しかし化学物質過敏症支援センターによると「香料自粛の御願い」のポスターが200ヶ所以上の公共施設で張り出されるなど、香料自粛運動が岐阜市などの地方自治体を中心に繰り広げられています。
その理由としては香料が化学合成品で作られたものだという先入観のためか、化学物質過敏症が誘発される恐れがあるからだそうです。シックハウス症候群や農薬などの話ならわかりますが、アロマセラピーを遂行する立場より、100%天然香料を良しとする考えの私でも、少し行きすぎなのではと感じています。