第34回 平成23年11月24日(木)19:00〜21:30
チーズと匂い
(マナーハウス島津重富荘レストランオトヌ)

35名御参加の上、食事会セミナー恒例の香り当てクイズを実施しました。


▼メニュー表

メニュー表

▼プレゼント贈呈

プレゼント贈呈

▼レストラン全景

レストラン全景


問題以下の料理は次の3種類のチーズのいずれを用いたものか。

【料理】

  • ( A )風味のパルマンティエスープ 黒胡椒の香るグラタン仕立て
  • 帆立貝のフランとそのポワレ ヴァン・ジョーヌと( B )のソースで
  • タスマニア牛フィレ肉のグリエ スコッチと( C )のソースで

【チーズ】

  1. コンテ : 乳製品系、ロースト系、動物系、野菜系など6グループ、83種もの香り成分。
  2. バシュラン・モンドール : スイス産のウオッシュタイプ。濃厚なミルクのコクが豊満。
  3. スティルトン : エリザベス女王のお気に入りの青カビ系。あと味には蜂蜜の甘味も。

正解(A)-2 (B)-1 (C)-3

正解者が10数名だったので、スティルトンの匂いを一人ずつ述べてもらい、"岩塩の香り"と官能表現した黒瀬さんが優勝し、シェフオリジナルのオリーブオイルが贈与されました。


配布資料より

チーズの主な香り成分は酪酸(butyric acid)であり、バター(butter)から得られたのでこの名がある。ブタン酸、ブチル酸とも呼ばれる。フランスの詩人レオン=ポールファルグはカマンベールチーズの匂いを"神の足の香り"と評した。


パルメザンチーズ : 3-メチルブタノール、ブタン酸、2-メチルブタノール
ブルー(青カビ系)チーズ : 2-ヘプタノン、ブタン酸、ヘキサノン酸、2-ノナノン