第4回 平成19年03月15日(木) 16:00〜17:30

今回の参加者は今までのような、当院患者さんやアロマスクールの生徒さん達ではなく、同じ市内のもりやま耳鼻咽喉科の院長先生とそのスタッフの方々、計8名に参加していただきました。同業者である耳鼻科クリニックに自分の方向性を理解・共鳴して頂いたことに感謝の念を表したいと思いました。

講話 アロマセラピーの臨床への応用
検査 スティック型嗅覚検査

SIT(ニオイ紙)の日本改良版 【保存期限:約1年  耐用回数:約100人分】
(製造・販売は第一薬品にて1セット:約6万円)
※参加者全員に検査を受けてもらいました。
※やはり基準嗅力検査より臨床の場に導入しやすいのではという声が多かったです。

休憩 ローズヒップ・ハイビスカスのハーブティー
製作 化粧水

▼セミナー後、参加者の皆さんと記念撮影

セミナー後、参加者の皆さんと記念撮影

▼化粧水づくりで使用したハーブウォーター

化粧水づくりで使用したハーブウォーター


■■ 講話:アロマセラピーの臨床への応用 ■■

語源 植物療法の1種であり、他には森林浴、ハーブ、漢方など
方式の違い イギリス(日本・アメリカ)式 → 美容・リラクゼーションとしての補助療法
フランス式 → 以前は健康保険適応
団体組織 日本アロマセラピー学会・NARD・日本アロマ環境協会・日本アロマコーディネーター協会など
一般的にアロマで
可能な治療形態
内服・蒸気吸入・皮膚塗布・座薬など
耳鼻咽喉科で
可能な具体的
アロマ治療

鼻アレルギーに対してサーモライザーでの蒸気吸入(ティートゥリーなど)

耳鳴り・めまい・咽喉頭異常感症に対してリラックス効果を期待

末期的治療中(長期入院中)の患者さんへの疼痛緩和ケアとして


■■ 制作:化粧水 ■■

グリセリンとヒアルロン酸に、5種類のハーブウォーターから2種類(私はティートゥリーとカモマイル)を選んで混ぜて作った化粧水を作りました。
今回は若い女性が多かったので、好評でした。