◆◆ 次回のセミナーの開催予定です。 ◆◆
次回開催が決まり次第、お知らせします。
第87回 令和7年7月24日(木)
西別府茂先生 自分史を語る〜還暦祝賀会〜
イル・コルティーレ(参加者33名)
今回のセミナーですが昨年私の還暦講演会&食事会を開催して頂いたお返しに、西別府茂先生に還暦祝いとしてのセミナーを開催しました。
西別府先生は20年前に家内と定期的に受講してNARDアロマアドバイザーを取得した時の先生です。当時は男性なのにアロマをしているのかあ・・という思いが正直ありました(笑)。
オープニングは岩見ともかNsの乾杯です。長年にわたる感謝の念を述べられていました。その後はいつもは参加者全員の自己紹介なのですが、今回は大人数にて職種、資格を記した参加者名簿を配るに留めました。また西別府先生のYouTubeチャンネルの撮影も行われました。口演に先立ち、私がアロマセラピー学会正会員は国家資格が入会条件だが、国家資格がなくともアロマセラピー活動の実績と理事の推薦があれば準会員として入会は可能との入会案内、10月26日のアロマセラピー学会九州地方会(鹿児島開催)の告知、書籍(ENTONI:次号で詳しく)のアピールもしました。
メインの演題発表は西別府先生に自分史を語ってもらいました。
幼少時は鹿児島や県外を転々とされ、バスケットボールに打ち込み、中京大学卒業後、カイロプラティックの道から当時の師匠の勧めでアロマテラピーに転身したそうです。南鹿児島駅、都通り、指宿、熊本、福岡と転々しながらも確実に地場を固め、トレーナーやインストラクターを数十人育成し、その生徒達は現在30か所以上ものアロマスクール・サロンを経営しているというのは特筆すべき事と思います。
生涯の師は三上杏平先生(NARD・JAPAN元会長)だそうで、他にもNARD保延社長(ご逝去)、指田豊先生とも親交が深いです。
その後、川路美穂さん、江口弥生さん、次男祐季くんからの花束・記念品贈呈がなされました。料理は毎回楽しみにしている甲殻類とトマトクリームソースのリングイネに舌鼓を打ちました。
最後は匂いと香りのクイズです。
これは提供された香りを嗅いで、各自、官能表現で答える形式です。甘い、オレンジ、耳鼻科のシロップ、カンパリ、養命酒からクローブとスターアニスを抜いたもの、夏のお祭りで彼と浴衣で過ごした思い出、おばあちゃん家の戸棚のにおい、かき氷のシロップ、杏仁豆腐のお酒などの返答の中で、審査員(コルティーレ福田さん)が考えていたフレーズと全く同じの「サクマドロップスのオレンジ」と答えた田中智香さんが優勝でした。なんと一昨年の当セミナー(福岡)、昨年8月の私の還暦アロマ会(オンライン参加)、昨年の当セミナー(久留米)、今回と4連覇です。審査員は異なる訳ですから偉業だと思います。
過去のフレーズを辿ってみると香りを“情景”として捉えている表現が目立ちます。聞いている人に“香りが響く”フレーズなのだと思います。設問のドリンクはアペノールというリキュールで独特な色調とカンパリ同様の甘さにあふれています。
来年はまた久留米で開催するか否か思案中です。さすがに鹿児島での重富荘セミナーを復活させてほしいとの声が強くなってきました。キッズセミナーも再開しなければです。