皆様に"香り"を楽しみ"嗅覚"を感じて頂きたいと思い、においと香りのセミナーを開催することになりました。セミナーは他のアロマセラピーの講習会とは違い、医学的な視点からの講義になっています。年に6回程度開催予定ですので、興味のある方はぜひご参加下さい。

活動目的

  • 嗅覚は他の五感(視覚・聴覚・味覚・触覚)と比較して、早急な日常生活の支障をきたしにくく、軽視されがちです。生活を豊かにするために、自分の嗅力レベル把握し、嗅覚障害の有無を知ることは重要です。

    また、アロマセラピーを通して、ニオイ・香りへの関心を女性だけでなく男性にも普及させ、「嗅力」という言葉を浸透させていきたいと考えています。

セミナー講師

  • ■ 江川 雅彦  (耳鼻咽喉科専門医、NARDアロマアドバイザー)
  • ■ 黒木 靖子  (日本アロマ環境協会アロマインストラクター&セラピスト)
  • ■ 川路 美穂  (NARDアロマテラピー協会インストラクター&セラピスト)

基本情報

  • 参加費
  • 500円
  • 場所
  • 江川耳鼻咽喉科 1F 外来待合室
  • 駐車場
  • 当院専用3台分 周辺に契約パーキング有 詳しくは >>こちら

セミナー内容

  • セミナーは江川Drの講義とアロマセラピー講師の指導によるアロマクラフト製作が主な内容です。

    最後にハーブティーの休憩があります。

セミナー日程

※お問い合わせはこちらまで。

次回開催が決まり次第、お知らせします。

第76回 平成31年1月26日(土) 16:00〜18:00
キッズセミナー part10(参加者18名)


■■ 1)においの重要性についての講話(院長) ■■

まず初めに自己紹介として、嗅覚の研究に携わった経緯や、その後日常でもにおいに興味をもつようになって、13年前よりセミナーを始めたことなどをお話ししました。

▼院長講話

院長講話

質問においが判らないとどういうことが困るか考えてみましょう。

火事の煙が判らなくて危険だとか、ご飯の味が判りにくくなるといった意見がでました。
他には料理を焦がしてしまうことや腐った食べ物を食べてしまうことなどがあります。においが大切な仕事にはシェフ、ソムリエ、アロマセラピスト、看護師、介護士などがあります。

■■ 2)何のにおいか判るかな?(院長) ■■

質問最初の2問は四者択一で、最後の1問は自分の言葉で答えてみましょう。

「メンソール」、「炒めたにんにく」、「みかん」の3問でした。メンソールは殆ど全員正解でしたが、2問目の「炒めたニンニク」ほとんど全員が「材木」を選ぶ中、講師の上水樽先生のみが正解で流石な嗅覚でした。官能表現(選択肢なしで自由に答える)とした3問目の「みかん」でも「りんご」、「桃」、「グレープフルーツ」などの答えが出るなど意外と難しかったようです。

■■ 3)自分の鼻の中をのぞいてみよう(院長) ■■

質問においを感じる部分の嗅裂部を確認しよう。

鼻腔用内視鏡で自分の嗅裂部を各々観察してもらいました。SEM(走査型電子顕微鏡)による副鼻腔炎家莵(うさぎ)嗅粘膜写真も提示しました。

■■ 4)母と子のアロマクラフト作り(上水樽みつる先生先生) ■■

▼上水樽みつる先生

上水樽みつる先生

▼バスボム作り

バスボム作り

発泡入浴剤を作りました。
まず重曹30g、クエン塩10gとをよく混ぜます。次に紙コップのバスオイルに好みの精油5種類(マンダリン、ラベンダー、ローズウッド、ユーカリ、ゆず)から計10滴を加えます。そしてそこに重曹、クエン酸を入れてラップに移してよく揉んで固めれば完成です。当日夜からでも使えて使用期限は約2週間です。

■■ 5)ハーブティー休憩と自己紹介(参加者全員) ■■

最後に家族ごとに本日の感想を述べてもらって終了としました。南阿蘇Tea Houseのハーブティーはレモングラスとジンジャーの香りが濃厚でした。

▼手作りムエット

手作りムエット

恒例になったためか、参加2回目や、なんと3回目の家族の方々もいました。子供達はクラフト作りの時間が一番生き生きとしているようです。
今回はテーブルが先生持参のテーブルクロスで装飾されたり、ムエットも持ちやすいようにと取っ手の部分がハンドメイドされたりと、先生の気配り(忖度?)が感じられ、嬉しく思いました。

セミナーは年2回開催しており次回第11弾は7月頃に開催予定です。一方、冬は毎年1月中旬とインフルエンザが猛威を振るっている時期なので、次々回第12弾は2月くらいがいいのかもしれません。


 ◆過去のセミナー◆
2006年
第1回セミナー 嗅覚との関わり、嗅覚障害を起こす疾患
第2回セミナー 嗅覚の日常生活における重要性
第3回セミナー 嗅覚障害の治療(嗅覚障害に対する点鼻療法)
2007年
第4回セミナー アロマセラピーの臨床への応用
第5回セミナー 異嗅症
第6回セミナー 全国香り100選
第7回セミナー ワインと香り
第8回セミナー ワインと香り実践編 Part1(院外)
第9回セミナー ワインと香り実践編 Part2(院外)
2008年
第10回セミナー ティートゥリーの歴史と植物学/鼻アレルギーへの有用性 part1
第11回セミナー ティートゥリーの歴史と植物学/鼻アレルギーへの有用性 part2
第12回セミナー 悪臭と臭気判定士/基準嗅力検査
第13回セミナー 各クリニックにおけるアロマセラピー
第14回セミナー NARD研修センター・山梨(院外)
第15回セミナー 焼酎と香り/濾紙ディスク法による味覚検査
第16回セミナー ワインと香り実践編 Part.3(院外)
2009年
第17回セミナー 第11回日本アロマセラピー学会報告/鼻咽腔ファイバー Part1
第18回セミナー 第11回日本アロマセラピー学会報告/鼻咽腔ファイバー Part2
第19回セミナー お茶と香り Part1
第20回セミナー お茶と香り Part2
第21回セミナー 日常のにおいアンケート
第22回セミナー オリーブオイルと香り実践編(院外)
2010年
第23回セミナー 第12回日本アロマセラピー学会報告/スティック型嗅覚検査 part1
第24回セミナー 第12回日本アロマセラピー学会報告/スティック型嗅覚検査 part2
第25回セミナー 香辛料(スパイス)と香り実践編 Part1(院外)
第26回セミナー 香辛料(スパイス)と香り実践編 Part2(院外)
第27回セミナー メディポリス指宿訪問(院外)
第28回セミナー ガーリックと香り実践編(院外)
2011年
第29回セミナー 第13回日本アロマセラピー学会報告 Part1
第30回セミナー 第13回日本アロマセラピー学会報告 Part2
第31回セミナー 焼酎と香り実践編 (院外)
第32回セミナー スポーツアロマ Part1
第33回セミナー スポーツアロマ Part2
第34回セミナー チーズと匂い実践編(院外)
2012年
第35回セミナー 第14回日本アロマセラピー学会総会報告 part1
第36回セミナー 第14回日本アロマセラピー学会総会報告 part2
第37回セミナー うなぎと匂い実践編(院外)
第38回セミナー 水俣総合医療センター訪問見学(院外)
第39回セミナー 水俣総合医療センター訪問見学(院外)
第40回セミナー ハーブと香り実践編(院外)
2013年
第41回セミナー 匂いと香りの図書室 part1/第1回国際アロマセラピー会議報告 part1
第42回セミナー 匂いと香りの図書室 part2/第1回国際アロマセラピー会議報告 part2
第43回セミナー 匂いと香りのセミナーin熊本
第44回セミナー レモングラス蒸留体験(院外)
第45回セミナー 日本アロマセラピー学会熊本総会予告in鹿児島(院外)
第46回セミナー 日本アロマセラピー学会熊本総会予告in熊本(院外)
第47回セミナー 日本アロマセラピー学会熊本総会予告in福岡(院外)
2014年
第48回セミナー キッズセミナー
第49回セミナー 香辛料(スパイス)と香りin熊本(院外)
第50回セミナー 認知症と香り(院外)
第51回セミナー キッズセミナー Part2
第52回セミナー 開聞山麓香料園ツアー
第53回セミナー 開聞山麓香料園ツアー Part2
第54回セミナー 認知症と香りin福岡
2015年
第55回セミナー キッズセミナー Part3
第56回セミナー 認知症と香り Part2
第57回セミナー キッズセミナー Part4
第58回セミナー アロマセラピーの導入と症例報告in福岡
2016年
第59回セミナー キッズセミナー Part5
第60回セミナー 紅茶と香り(院外)
第61回セミナー 香道への誘い
第62回セミナー 香道への誘い Part2
第63回セミナー 震災とアロマセラピー
第64回セミナー 震災とアロマセラピーin福岡
2017年
第65回セミナー キッズセミナー Part6
第66回セミナー パクチーの匂い Part1(院外)
第67回セミナー パクチーの匂い Part2(院外)
第68回セミナー キッズセミナー Part7
第69回セミナー アロマセラピーの導入と実践報告(院外)
第70回セミナー 嗅覚外来と臨床におけるアロマセラピー(院外)
2018年
第71回セミナー キッズセミナー Part8
第72回セミナー 黒酢の風味(院外)
第73回セミナー キッズセミナー Part9
第74回セミナー 漢方とアロマセラピー(院外)
第75回セミナー アロマセラピーの導入と実践(院外)