昭和11年 2月
(1936年)
江川久男(現院長の祖父・1代目)が鹿児島市呉服町51
(現在の三越駐車場あたり)に若松耳鼻咽喉科として開業

◆ 昭和40年当時 ◆
昭和20年 6月 戦災で焼失したため、翌年より川内市向田町に移転
昭和26年 2月 現在の鹿児島市大黒町2-3に移転
昭和42年10月 次男である江川俊治(2代目)が医院を継承し、 江川耳鼻咽喉科医院に名称変更
昭和55年10月 木造から3階建てのビルに増改築
平成 2年 4月 医療法人雅美会 江川耳鼻咽喉科に名称変更
平成17年 4月 江川雅彦(3代目)が院長となり、5月に病院再改築
◆江川 俊治 (現理事長) 自分史◆

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自分史 第61回

■ 自分史 第61回

北欧3ケ国(デンマーク。スエーデン、ノルウェー)の旅に出かけた。最大の見どころは世界最深最長のソグネフィヨルドクルーズである。デンマークの首都コペンハーゲンはアンデルセンが愛した「北欧のパリ」とも言われ童話にでる「人魚姫」を見学したが、全長80cmのブロンズ像で思いのほか小さい像に驚いた。ノルウェーのベルゲンからフロムまでの山岳鉄道は全長約20kmの急勾配を約1時間かけて進み、途中、ショースの滝では列車が一旦停車して素晴らしい景観を楽しむように配慮されている。フロムから観光船でフィヨルドを下ることになる。フィヨルドを日本語に訳すと渓谷だろうが、想像以上に大自然の絶景は雄大で神秘的でもある。日頃 軽装で旅をするので今回もジャケット一枚でクルージングに参加したが他の参加者は防寒具を身に纏っていた。ガイドに防寒具を買うように勧められたが唯一人ジャケット姿で乗船した。

デンマークでは由緒あるホテルに宿泊した。チェックインしエレベーターの前に立っているとエレベーターが降りてくるが扉が開くことなくそのまま上昇していく。怪訝に思いながらしばらくすると、他の客が来て手をかけて開けていた。自動ではなく手動で開けるエレベーターを日本では経験したことがない。

一人旅でガイドを依頼することがあるが、ベテランのガイドと新人のガイドでは大きな差がある。有名な美術館、名所、旧跡には大勢の観光客が群がっている。ベテランのガイドは顔なじみらしく私を同伴してそのまま入館しワンポイントで案内し説明してくれるが、新人のガイドは「多いようですので次に行きましょう」とパスすることになる。アテネ(ギリシヤ)の観光では空港からホテルまでの送迎は日本人で可能だが市内観光はギリシヤ人の国家資格が必要だとか、説明は詳しいが私と代らないほどの老婆だった。

パリの凱旋門を訪ねたが、ロータリーになり凱旋門に渡る横断歩道が見つからない。周囲を2〜3回周遊したが渡れず諦めて帰ろうとした時、地下道で渡ることがわかり一人がやっと歩ける細い階段を上ったが、後ろに人が続くため引き返す事は出来ない。凱旋門の屋上でシャンゼリゼ通りをバックに自写していたら、通りがかりの女性が私のカメラの位置を修正、写真をみると私の顔は無くシャンゼリゼ通りのみの写真になって私の存在は無視されていた。

フランクフルト(ドイツ)の古城を改築したホテルに宿泊した時、フロントで渡されたキーは長方形の大きな木札に5寸釘のような鉄製の時代劇で土蔵を開ける時にみるようなキーだった。最近のホテルではカード式のキーが大部分でカードやキーをタッチしなければエレベーターは作動しない。日本では建物を改築するとき時、全壊して再建築するが、ヨーロッパの文化は古い物を大切にしながら合理的であることを痛感。

高齢者になり最後にウイーン(オーストリア)を訪ねたとき、腰痛のため長くは歩けないとJTBにお願いしたが空港に着くとガイドが車椅子を準備していた。確かに腰痛のため、歩きにくいが車椅子を使用するほどのことは無く断ったが、折角持ってきたのでどうしても乗れと云う。ガイドの持参したJTBからの指示書には「お年寄りのため歩行困難です」と記載されていた。私の数少ない海外旅行での思い出である。



 江川 俊治 (えがわとしはる)
昭和34年 鹿児島大学医学部を卒業後、インターンとして東京都立広尾病院に勤務
昭和35年 鹿児島大学耳鼻咽喉科大学院に入学
昭和41年 「航空中耳炎および中耳病変に関する臨床的ならびに実験的研究」 にて医学博士号取得
同年 同学部講師
昭和42年 江川耳鼻咽喉科医院に勤務
昭和49年 江川耳鼻咽喉科医院改め、江川耳鼻咽喉科を開業し、院長に就任
昭和55年 鹿児島県耳鼻咽喉科医会 理事
昭和59年 耳鼻咽喉科専門医を取得
平成8年 鹿児島県耳鼻咽喉科医会 副会長
平成12年 鹿児島県耳鼻咽喉科医会 会長
平成17年 医療法人雅美会 理事長就任

◆コメント
信条は“おのれも生き、人も生かせ Live and let live“
「世の中はお互いに持ちつ持たれつで、一人では生きていけない」ということ。



 江川 雅彦 (えがわまさひこ)

平成 2年 久留米大学医学部を卒業後、鹿児島大学耳鼻咽喉科 (現:鹿児島大学
大学院聴覚頭頸部疾患学講座)に入局
  その後、市比野記念病院、九州循環器病センター(現:鹿児島医療センター)、 天辰病院、鹿屋医療センター、済生会川内病院、藤元早鈴病院
に勤務
平成 7年 「慢性副鼻腔炎における嗅覚障害 臨床的・組織形態学的検討」にて医学博士号取得
同年 耳鼻咽喉科専門医を取得
平成 9年 かごしま生協病院に耳鼻科部長として、その後8年間勤務
平成17年 江川耳鼻咽喉科 院長就任

◆主な学会活動
日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科臨床学会 日本鼻科学会 日本味と匂学会
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会
日本アロマセラピー学会(認定医・評議員)
◆嗅覚・アロマとの関わり・出会い
鹿児島大学の大学院で嗅覚を専攻し、医学博士号を取得した。 現在はその経験を生かして、嗅覚に重点においた診療を行っている。 昨今のアロマセラピーブームに着目し、平成16年にMAK鹿児島校でNARDアロマアドバイザーを取得した。 日本アロマセラピー学会にも所属し活動の場を広げつつある。
◆コメント
天文館という繁華街ならではの立地条件を生かした地域医療を目指します。
また、簡潔明瞭な病状説明、気軽に質問しやすい外来診療の雰囲気作りを心がけます。


看護師5人、看護助手2人、受付、事務長の計9人です。 うち4名は当院勤務10年以上のベテランです。
そのため、気心が知れており外来業務は円滑に進んでいます。


◆コメント
平成29年7月より新しいスタッフを迎え、気持ちを一新して気配り、心配りのある対応に努めております。
不安に思っていることや、もう少し聞いておきたかったと思うことがありましたら、私達スタッフに気軽に声をかけて下さい。
また、できるだけお待たせすることのないよう配慮していきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。